一人のキャラクターが、アフォードルームと言う部屋に入って粘土細工をする3分12秒のショートムービーです。

仕事合間をぬってなんとか完成させました。

手を入れたいところは、きりが無いけどアイディアをねって、コンテをきってから2年くらいも経ってしまったので、完成させ無くてはと思いどうにかまとめました。ソフトのバージョンも2つくらい上がってしまって、やり直したところをレンダリングすると色やモーションブラーのかかり具合等が微妙に違ったりして、つくづく長く作ってるなと、途中で泣きそうになりながら作ってました。

前作の「真珠採り〜Les Pecheurs de Perles〜」とか、仕事で作ったチャラさんの「月と甘い涙」のように音楽在りきというのと一線を画したい思いで、ストーリーを重視して、時間軸をいじったりとかをやめて比較的単純な構成を試みました。

当初は台詞も入れたりとか考えていたのですが無言のほうが良いなと思って結果的には一言も入れるのを止めました。反動で、次回作は喋り続けるような作品になりそうです。

オリジナルアニメーション作品のtrailerです。

グラフィックスワールドという雑誌のDVDに載せる為に急遽作りました。

DVDなので画質、音質共に良いのかと思ったらオーサリングのときの手違いか、圧縮率がとても高くて色褪せた感じと、音のレベルがかなり低いものになってました。

本の場合の色稿のように、一度まわし見などが出来るようになると手違いがなくていいですね。

ちなみに本編は3分12秒の短編です。

かなり以前から仕事の合間をみて、制作していたものなのですが、ようやく日の目を見る事になりました。

反省点も色々ですが、今の状況はベタのフル３Dアニメは、敬遠されがちなのですがやってみたかったので、方向転換もなく最後まで作りました。

2002年夏の広島国際アニメーションフェスティバルで上映されます。

お暇な方は旅行がてら会場に行って観て下さい。

僕も行くつもりです。